■青の洞窟探検1 漁船の避難場所が、一躍観光スポットに。

★青の洞窟という名前のスポットは沖縄以外にも?

「ええ、青の洞窟というネーミングの洞窟は、沖縄の恩納村以外にもカプリ島、陸中海岸、カステロリゾ島など世界各地にあります。

沖縄の青の洞窟は、本島・恩納村の真栄田岬にあって、地元ではダイビングスポットの1つとして古くから親しまれ、いまやその魅力と醍醐味を知ったツアー客が日本各地からやってくるようになりました」。

★もともと沖縄の青の洞窟は避難場所だったのですか?

「青の洞窟の奥行きは、およそ30メートルあります。

地元では“クマヤーガマ”と呼ばれていて、その昔は台風のときなどに漁船の避難場所として利用されていました。

青の洞窟の入口から太陽光が差し込んで、それがまた美しくキラキラと輝く海水に乱反射して、海面下の見事な世界を照らし出してくれるのです。

透明度の高い沖縄の海の中でもこの辺りの水域はとくに美しいですね。

青の洞窟と呼ばれるようになった理由は、海底で反射した上空からの光が、暗い洞窟の中の海水面を通り抜けて、それがまるで海底からライトアップされたような効果を醸し出しているからなんです。

誰が言うともなく“青いトンネル=青の洞窟”という解釈になりました」。

沖縄 青の洞窟に魅了されるリピーターも多いと聞きましたが?

「青の洞窟の入り口付近の海水が、陽光を受けた青い光で満たされる仕組みになっていて、洞窟全体が青く染め上がるのです。

それはほんとうに見事な世界で、はじめて目の当たりにした人たちのうち、また来たいと答えた人は80%、実際に複数回この青の洞窟にやって来た人の数はそのうちの60%近くになるといいます。

私は観光局の人間ではありませんが、地元を愛する者の1人として、より多くの人に沖縄の青の洞窟を体験していただきたいと思います。

間違って、カプリ島や陸中海岸の青の洞窟には行かないように(笑)」。